この町の魅力
田舎にいながら、都会に近い、自然豊かな快適空間
筑前町は、福岡県のほぼ中央に位置し、面積約67平方㎞、人口約3万人の町です。古くから米・麦・大豆を中心とした農業地帯である一方で、福岡都市圏や久留米広域圏に近接しているため、住みやすく、近年でも人口が微増しています。
基幹産業は農業で、豊かな自然に恵まれた「食と農」の町といえます。「食」は、産業、観光、健康、食育へとつながります。「食のまちづくり」を通して、郷土愛を育み、住んでみたい、住み続けたいと思われる町になるよう取り組んでいます。
そして、忘れてはならない記憶。本町には、かつて東洋一といわれた大刀洗飛行場がありました。町立の大刀洗平和記念館は、「平和のまち」のシンボルとして大刀洗飛行場の歴史と平和の大切さを語り継ぎ、訪れる人の命を大切にする心を育てます。
取り組んでいきたい事業や力を入れていきたい政策
第2期総合戦略で定める基本目標の実現に向けた取組み
次の4つの基本目標を掲げた事業に取り組みます。
1.活力ある筑前町を維持するための人材の育成と雇用を創出する事業
具体的施策として、①「住みやすい・働きやすい」まちづくりの実現、②新規就農者・担い手の確保及び育成、③既存企業の活性化と新規企業の取り込み、などが挙げられます。
2.地域魅力の情報発信により、筑前町への新しいひとの流れを創出する事業
具体的施策として、①観光・交流資源の充実・活用及び創出、②移住・UIJターンの促進、などが挙げられます。
3.子どもと子育て世代から選ばれるまちを創出する事業
具体的施策として、①生きる力を育む教育の推進と教育・保育環境の充実、②出産・子育てをしやすい環境の実現、③子育てを支援する生活環境の整備、④職業生活と子育てとの両立の推進などが挙げられます。
4.時代に合った地域をつくり、安心で住み続けたいまちを創出する事業
具体的施策として、①自助・共助・公助の連携と協働、②長寿社会への対応、③危機対応力の強化と災害に強いまちづくり、④自然とひとの共生などが挙げられます。
地域や住民の方々に何を還元したいか
快適な住環境づくり、活力ある社会の維持に努めます
今回の「企業版ふるさと納税」プロジェクトは、認定を受けた地域再生計画に基づいた事業であって、SDGsに関係するものばかりです。SDGsには、あらゆる分野における社会の課題と長期的な視点でのニーズが詰まっており、今回のプロジェクト等を通じて、少子高齢化の課題に対し、人口減少に歯止めをかけるとともに、それぞれの地域で住みやすい環境を確保して、将来にわたって活力ある社会を維持することを目的とする地方創生につながっていくといえます。