プロジェクト概要
すべての子どもが学べる環境づくり
本プロジェクトは、何らかの事情により学校に通いづらさを感じる子どもに学びの機会を提供できるように、一人一人に寄り添ったカリキュラムが実施できる新たな学校として、「学びの多様化学校」を設置するプロジェクトです。
宇美町内には、5つの小学校と3つの中学校があり、これまでも子ども一人一人と向き合い、寄り添った学習支援を実施してきましたが、令和4年度末時点で学校に通えない子どもが5.6%います。何らかの理由で学校に通えていない子どもも、学びたいという意欲を持っています。
これまでの学校よりも多様性と柔軟性を重視し、学校に通いづらさを感じる子どもに寄り添った学びの形を、先生と話し合いながら作り上げ、一人一人の個性に合った学びの環境「学びの多様化学校」をつくっていきたいと考えています。
学びの多様化学校のイメージ
・子どもも大人も「ハピネス(幸福・喜び)」になる学校
・「みんなが安心して生活できるようにすること」を最も大切な約束事にする学校
・児童生徒と先生が話し合って、必要な約束事を決めていく学校
・少人数で学んだり、個別に学んだりすることができる学校
・自分のペースで学び、個別に教えてもらうことができる学校
・人の心と体、生物と自然が、みんな関係しあって健康になっていこうとする学校(ワンヘルスの時間)
・好きな研究、創作など、教科の勉強以外の色々な学びにチャレンジできる学校(探究的な学びの時間)
・朝はゆっくり登校することができる学校
・半日登校やオンライン学習など、自分の心と体の状態に合わせた学び方を選んだり決めたりすることができる学校
・人数が少ない小さな学校
・学級や担任の先生が決まっていない学校
・テストや宿題をするかしないかを、自分で選んだり決めたりすることができる学校
・児童生徒と先生が話し合って、行事などを決めていく学校
・どの行事に参加するかを、自分で選んだり決めたりすることができる学校
・服装や髪型のきまりがない学校
宇美町は、一人一人の個性に合った学校をつくり、すべての子どもが学びにアクセスできるよう全力でサポートしていきます。
【学びの多様化学校の設立】
・学びの多様化学校の整備費用
・学びの多様化学校の備品等運営に関する費用
・不登校対策に関する費用
プロジェクト発足背景や地域課題
子どもの個性に対応した学校づくり
近年、様々な事情により学校に通いづらさを感じ、登校できない不登校の児童生徒数は、令和4年度、全国で約30万人に上り、年々増加し続けています。
宇美町でも、不登校の児童生徒数が増加しており、これまでの学校の体制では、それぞれの個性に合わせた一人一人に寄り添った学校づくりも難しい状況です。
その様な状況の中、児童生徒が学びたいと思ったときに多様な学びに出会えることや個々のニーズに応じた柔軟な学校の整備が必要だと考えました。
子どもの学校への通いづらさの要因は、多岐に渡っています。
家を出ることがプレッシャーとなる子ども、数時間は大丈夫だけどずっと授業を受けることが難しい子ども、授業よりも自分が好きなことに強い関心を示し、より探究をしたい子ども、勉強が不安や苦手な子どもなど本当に様々な理由や個性があります。
学びの多様化学校を新たに設置し、そのような一人一人の個性に合わせ、その個性が活かせるよう、子どもに寄り添った教育環境をつくり、進路と社会的自立を実現することが、町の宝である子どもの未来にとって重要であると考えています。
寄附企業と取り組みたいこと
宇美町からのメッセージ
当町のページをご覧いただきありがとうございます。
当町においては、「子どもは町の宝」「子どもを産み・育てやすい町づくり」を合言葉に子育て環境の充実に取り組んでおります。
その中でも、未来の町を支えていく子どものための教育環境の整備は、大変重要だと考えており、学ぶ環境を整え、すべての子どもの学びたいという思いを全力で応援していきます。
今回のプロジェクト「学びの多様化学校の設置」は、多様化する教育ニーズに対応していくための宇美町では初めての試みとなり、全国的に見ても数少ない学校となります。
すべての子どもが学びにアクセスできる新たな学校づくりへの取組みは、子どもが大きな夢や志をもち、自分の力で未来を切り拓くための価値あるプロジェクトだと考えております。
企業の皆様の温かいご支援のほど、よろしくお願いいたします。
独自特典
10万円以上のご寄附 | ・町広報、HPへの寄附情報、企業様HP、ロゴの掲載 |
20万円以上のご寄附 | ・町広報、HPへの寄附情報、企業様HP、ロゴの掲載 ・感謝状の贈呈 |
100万以上のご寄附 | ・町広報、HPへの寄附情報、企業様HP、ロゴの掲載 ・感謝状贈呈式の開催 ・授業もしくは学校行事等へのご招待 |