プロジェクト概要
本市は、鴨の飛来地として有名で、江戸時代から鴨猟が盛んに行われ、久留米藩から将軍様への献上品としても納められてきました。しかし、住宅団地の開発により狩場である雑木林が減少し、猟師も激減しています。また、以前は飲食店のみならず、一般の家庭でも天然鴨が食されていましたが、今では天然鴨料理が食べられる飲食店は、市内で三店舗のみとなっています。
そこで、令和4年度の市制施行50周年を機に、小郡市と結び付きが強い“鴨”を活用し、食文化の継承や新たな特産品開発などに取り組む「鴨のまちプロジェクト」を立ち上げました。本プロジェクトの取組として、鴨だしラーメンを開発し、シティプロモーションや商工業の振興につなげることを目指すにあたり、企業版ふるさと納税の活用が必要と判断し、寄付金を募集しています。
プロジェクト発足背景や地域課題
小郡の鴨は“陸ガモ”と言われ、青米などの穀物をたっぷり食べていることから、コクがありまろやかで、臭みがないのが特徴です。「小郡の鴨を取り巻く食文化」は、令和4年3月に世代を超えて受け継がれ、長く地域で愛されてきた食文化として、文化庁に「100年フード」として認定されました。
しかしながら、小郡で捕獲される天然の鴨は、流通量が少なく、猟期も限られているため、ラーメンの材料に使用することは難しいという実情があります。そのため、市内にある鴨料理専門店「料亭 さとう別荘」に味の監修を依頼し、天然鴨の風味を再現しようと考えています。
また、ラーメンの開発・製造はOEMで生産することになりますが、麺には福岡県がラーメン用に開発した“ラー麦”を使用することで、ふるさと納税の返礼品としての活用も考えています。
寄附企業と取り組みたいこと
鴨のまちプロジェクトでは、前述したとおり食文化の継承や新たな特産品開発のほか、将来的には鴨猟師を増やしていくための人材育成や鴨肉処理場の整備などにもつなげていきたいと考えていますが、まずは“鴨のまち小郡”が市内外に広く認知されなければなりません。仙台市の牛タンのように、小郡と言えば鴨と言われるようになるには、様々なツールで情報発信に取り組む必要があります。
令和4年度から始めた鴨のまちプロジェクトでは、まだまだ“鴨のまち小郡”の認知度が十分とは言えません。小郡市が鴨料理店や鴨グッズで溢れる賑わいのあるまちになるように、情報発信と財源確保にご理解とご協力をお願いします。
独自特典
10万円以上の寄附 | ・市HPへの企業名、企業ロゴ、企業HPリンクを掲載 ・市SNSで寄附いただいた旨を発信 ・市広報紙へ企業名を掲載 ・感謝状を贈呈 |
30万円以上の寄附 | ・「10万円以上の寄附」の特典 ・感謝状贈呈式を開催(地元報道機関へのプレスリリースあり) ・市長との意見交換の場を設定 |