この町の魅力
春香るまち、香春町(かわらまち)
春が香る町と書いて「かわらまち」。福岡県の東北部に位置する香春町は、県内の都市や交通機関の中間地点にあり、青々とした山々に囲まれた、里山の風景の残るのどかな町です。中でも、三つの山塊が忽然と屹立し、強烈な存在感をもつ「香春岳」は、町の中央部に鎮座し、香春町のシンボルとなっています。その麓に広がる我が町では、今から1300年前、銅が産出され、奈良の大仏の建立や皇朝十二銭等に使用されたと伝えられています。
大宰府と平城京をつなぐ大宰官道の宿場町として栄え、今も国道201号と322号が交差し、人やモノが行き交う交通の要所となる我が町は、福岡市・北九州市にもアクセスしやすく、田舎過ぎず都会過ぎない「都会間イナカ」として、自然の中で子育てをしたい方々にピッタリのまちです。
取り組んでいきたい事業や力を入れていきたい政策
みんなが住みたくなる町へ
①廃校から子育て支援の拠点へ
旧香春小学校は、国道201号・322号がクロスするところに位置し、廃校前は、小学校・保育園・幼稚園・子育て支援センターが同じ敷地内にあり、多くの子供たちで賑わっていました。
この、旧香春小学校一体を新たに公園、にぎわい創出拠点を併設した “子育て支援の拠点”として整備することにより、人の流れや交流を生み出し子育てのしやすい環境を作っていきたいと考えています。
②持続可能な公共交通システムの形成
香春町は山々に囲まれる地形となっている所が多く、山間部の谷筋に小規模な集落が点在し、多くの地区で高齢化が進行しています。人口減少や急速な高齢化と並んで、交通弱者問題への対策は解決すべき重要課題です。
今回のプロジェクトでは、自宅から町内全域および町内の主要施設までバスで移動できるAIオンデマンドバス交通「かわらくバス」の整備を進めてきました。本プロジェクトでは、バスの運行体系を拡充することで住民に十分な移動体制を提供し、交通弱者の移動手段確保、利用者の拡大を図り、より満足度の高いシステムを運用すべく取り組んでいきます。
③過疎地域から日本を元気に
香春町は、高齢化率42%と福岡県内でも高く、地域によっては、45%を超える山間地もあり、今後更なる人口減少が進むことが予想され、地域の暮らしが維持できなくなっていく恐れがあります。
そこで、香春町は、住民主体のまちづくり事業として、小学校区単位で形成する誰もが気軽に関わり合える地域コミュニティ協議会の設立や運営の支援を行っています。
子どもからお年寄りまで年齢性別問わず、誰もが主体的に関われる地域づくりをとおして、過疎の田舎町から日本に元気を届けるための支援を募集します。
地域や住民の方々に何を還元したいか
様々な世代の笑い声が聞こえてくるまちへ
本町では「魅力ある持続可能なまちづくり」の実現に向けて、さまざな施策を実施しております。しかしながら、少子高齢化を背景とする人口の減少の進行や、厳しい財政状況など、多くの深刻な課題に直面しています。
こうした課題に対応するため、「暮らしを守る」「人を育む」「社会をつくる」を目標とし、達成に向け引き続き邁進してまいります。これまで以上に動力ある香春町としていくために、企業版ふるさと納税を活用し、皆様のお力をいただきながら、進めてまいりたいと思っています。
今後は、子どもはもちろん、お父さんお母さんや地域の方々など様々な世代の笑い声が聞こえてくる場所になることを目指し、実現に向けて邁進してまいります。