活力、誇り、人を育む水と緑のまち 川郷おおかわ 大川市(福岡県)

この町の魅力

日本一の家具産地・職人のまち、大川市

大川市は、福岡県の南西部に位置し、九州一の大河「筑後川」が市の西部を流れ、母なる有明海に注いでいます。市内を延べ300kmにもわたるクリーク(水路)が縦横に走り、独特の景観を有しています。
大川の歴史は、大川木工の歴史といっても過言ではないほど、木工業と密着してきたまちです。筑後川の河口にある大川市は、木材の産地大分県日田から川を下ってくる木材の集積地であり、有明海へ向かう海上交通の要衝として重要な役割を果たしてきました。その中心が大川家具発祥の地といわれる「榎津(えのきづ)」です。「榎津」には船の製造や修理をする高度な木工技術を持つ船大工が集住し、「榎津指物」と呼ばれる家具づくりが始まりました。
以来、480年余りの歴史を有し、現在でも生産高日本一を誇る家具産地・大川では、匠の技が息づいています。
また、筑後川と有明海の豊かな恵によってもたらされる水稲・いちご「あまおう」・「福岡有明のり」などの農水産業も盛んで、弘法大師にまつわる伝統を持つ珍魚「エツ」や「天然うなぎ」も特産品です。

取り組んでいきたい事業や力を入れていきたい政策

大川Rebuilding事業

大川の産業・観光政策の様々な課題を洗い出し、情報化、国際化、デジタル化が急速に進むビジネス環境の変化に素早く適応していくもので、具体的には、多様な魅力を持つ筑後川リバーサイドの観光活性化による「人の流れ」の創出、「小保・榎津 藩境の町並み」を活用したインバウンド施策を通じた「まちの元気」の創出、インターネットビジネスの戦略化支援による「稼ぐ力」の創出という3つの柱を軸に、様々な課題解決に取り組み、大川市のブランド力向上、産業の活性化を目指してまいります。

地域や住民の方々に何を還元したいか

地域の活性化とまちの賑わいの創出

人口減少対策については喫緊の課題となっていますが、その大きな要因として、働く場所が少ないことによる他地域への人口流出が挙げられます。大川の駅を基点として、企業の誘致を行うことにより、地元での就職の機会の増加やひいては関係人口創出、産業振興など地域の活性化やまちの賑わいに繋げていきたいと考えています。

大川市(福岡県)のプロジェクト Projects

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