この町の魅力
福岡県のほぼ中央に位置するまち
嘉麻市は2006年、山田市(やまだし)、碓井町(うすいまち)、稲築町(いなつきまち)、嘉穂町(かほまち)の
1市3町が合併して誕生した、人口約3万5千人のまちです。
市全体の約72%が森林と耕作地で、水と緑が豊富な地域で、南部は古処・屏・馬見連峰、南東部は戸谷ヶ岳、熊ヶ畑山などの山林で、遠賀川(おんががわ)が南から北に流れ、北部及び北西部に流域平野を形成しています。
古墳時代の昔から現在に至るまで、長い歴史があり、史跡や伝説が各所に残っています。
取り組んでいきたい事業や力を入れていきたい政策
嘉麻市まち・ひと・しごと創生推進事業
① 「嘉麻市で働きたい」を叶える、安定した雇用を生み出す
働く場所を求めて、本市から人口が流出しており、新たな雇用を生み出し、失業人口を減らし、就業人口を増やしていかねばなりません。そのため、企業誘致促進やきめ細かな創業支援、商業振興により市内に働く場所を増やし、市内での就労を促すとともに、安定した雇用の創出を図ります。 また、本市の基幹産業である農業においても筑豊地域の食料供給地としての役割を果たしていますが、農家数、農業就業人口、産出額ともに減少傾向が続いています。市の豊かな自然から生まれる農林畜産物等のブランド化など、地域資源の活用に取り組み、地産地消や販路拡大を図るとともに、人手不足や後継者問題などの課題を解決するため、未来技術を活用します。
② 「嘉麻市に行きたい!住みたい!」と思える魅力あるまちづくりを行う
本市には、マイホーム取得の支援制度があり、移住希望者に対し、支援制度や空家情報などを積極的に発信するとともに、子育て世代の転入・定住を図るため、民間活力を活用した宅地分譲に取り組んでおります。 また、本市は、福岡県を代表する河川である遠賀川の源流を有し、豊かな自然や農産物、ふるさとを感じる田舎らしさなど、都市圏在住者に癒しの時間を提供できる要素があります。これらの着地型観光や体験型観光のPR、ふるさと納税の推進など、交流人口・関係人口の増加を図っています。
③ 安心して結婚・出産・子育てすることが出来る、切れ目のない支援を行う
結婚を促進し、子育てや介護をも含めた総合的な取り組みを実施しています。 結婚を促進し、安心して出産・子育てができるように、子育てに伴う負担軽減など、子育て支援の充実も図っています。また、高校生への通学時の定期券費用負担の補助など子どもたち本人への支援も行っています。
④ 誰もが住みやすい、安心・安全なまちをつくり、地域と地域を連携する
転入促進、転出抑制のためには、交通や生活の利便性確保が大きな課題あり、公共交通を充実させ、市内外への移動が便利なまちづくりを行う必要があります。市民の生命と財産を守るため、地域の特性や災害環境に合わせた、さまざまな災害対策を講じる必要があります。そのためには、防災意識を高め、「自 助・共助・公助」それぞれの役割を果たし、公的機関はもちろん、地域や住民がやるべきことを疎かにしないことが重要です。また、嘉飯圏域定住自立圏共生ビジョンに基づき、飯塚市・嘉麻市・桂川町が連携・協力することで、地域住民の命と暮らしを守るため、圏域全体で必要な生活機能を確保し、人口定住を促進します。この定住自立圏による取り組みを充実させ、嘉飯地域全体の魅力を高めます。
地域や住民の方々に何を還元したいか
いきたい 住みたい つながりたい 遠賀川源流のまち 嘉麻 ~みんなで創る ”誇れるふるさと” ”未来のふるさと”~
本市には、古くから受け継がれてきた豊かな自然や、伝統、歴史、文化といった数多くの誇るべき資産が眠っています。その宝を今一度掘り起こし、さらに磨きをかけ、次の世代へ引き継ぐと同時に、その宝を活かしたまちづくりこそが地域の再興につながります。
こうしたまちづくりを通じて、県内外から「いきたい、住みたい」と思われ、市民が地域への誇りと愛着を持ち、「住み続けたい」と感じ、さらには、全国の人たちが嘉麻市と「つながりたい」という思いが広がるような嘉麻の実現を目指します。